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藤っ子日記(2023年)

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年齢別活動~年中・年長~
2020-07-2
 
この日は、年中児と年長児に向けて、園長先生から神様のお話がありました。
 
聖書の中から、「放蕩息子」というたとえ話をしていただきました。
 
 
 
ある人に、2人の息子がいました。兄は働き者でしたが、弟は父に財産の分け前を請求し、家を出てしまいます。
 
弟は父の財産を使い果たし、やがて身も心もボロボロになって悔い改め、父の元へ帰ってきます。
 
父はそんな息子を見ると、走り寄って抱きしめ、息子の想いを受け止め赦し、盛大な宴を開きました。
 
それを見た兄は父親に不満をぶつけます。そして、放蕩の限りを尽くして財産を無駄にした弟を蔑みます。
 
父は、そんな兄をたしなめて言います。
「お前はいつもわたしと一緒にいる。わたしのものは全部お前のものだ。だが、お前の弟はいなくなっていたのに見つかったのだ。祝宴を開いて楽しみ喜ぶのは当たり前ではないか。」
 
 
 
働き者の兄も、放蕩息子の弟も、分け隔てなく愛し、赦す父。
 
その心は、神様の心そのものです。
 
子ども達は園長先生の話を聞き、「神様の心ってどんな心かな?」と考えていました。
 
子ども達一人ひとりの中にも、神様はいてくださいます。
 
どんな人にも、思いやりと優しさを忘れずにいられるように、幼稚園でも過ごしていきたいですね。
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